NBAの今季王者を決める
ファイナル(7回戦制)第2戦が当地で行われ、東カンファレンス覇者のヒートが、西カンファレンス王者のマーベリックスに85−99の大差で連敗した。巨漢センターのシャキール・オニール(34)がプレーオフ自己最低の5得点。試合後の会見拒否で罰金1万ドル(約114万円)を通告された。第3戦は13日(日本時間14日)、舞台をマイアミに移して行われる。
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タオルを頭からかぶったままベンチで大敗を見届けた。エースのオニールが、まさかの5得点止まり。第4Qは
コートに立つことさえなかった。
「……」
連敗の責任を痛感していたのだろう。試合後は罰金1万ドルを承知の上で会見も取材も拒否。無言でアリーナを引き揚げた(ヒ軍にも2万5000ドル=約285万円の罰金)。
とてもオニールとは思えないプレーぶりだった。よかったのは開始早々、ゴール下から先制のレイアップを決めて、反則を奪ったところまでだった。いきなり最初の自投をミス。初戦では8連続で失敗した自投を、この日も7本中6本も沈められなかった。
マ軍の徹底したダブルチーム(2選手によるディフェンス)にも苦しめられて、野投も5本止まり。プレーオフ通算190試合で自己最低となる5得点に終わった。初戦も17得点。MVPを3度獲得しているファイナル(通算25試合)で平均32得点をマークしてきた怪物にとっては、屈辱の不振だ。
ファイナル史上、連敗スタートしながら逆転で制覇したのは、1969年セルティックスと77年トレイルブレイザーズの2球団しかいない。「大差の試合で、けがをさせたくなったので休ませた。火曜日(第3戦)には彼のエネルギーが必要だ」とパット・ライリー監督。本拠地に戻るヒ軍が逆襲するには、シャックの復活が必要だ。
■シャキール・オニール
1972年3月6日、ニュージャージー州生まれ、34歳。92年ドラフト1巡目1位でマジックに入団。96年FAでレイカーズに移籍。04年ヒートに交換
トレードで移籍。数多くのタイトルを獲得し、99−02
シーズンにはレイカーズを3連覇に導き、3年連続でファイナルMVPに選出された。愛称シャック。2メートル16、147キロ。
★マーベリックス初制覇まであと「2」
マ軍が地元で連勝して、初制覇まで2勝となった。ベテランの控え、
ジェリー・スタック
ハウス(31)がチーム2位の19得点。第2Q残り1分19秒から3連続の3
ポイントと自投1本を決めて10得点と、前半を16点差で終える原動力になった。「きょうは自信をもってシュートを打てた。勝てる試合を着実に取れたのは大きい」。これでヒ軍には公式戦から4連勝。最高のムードで敵地・マイアミに乗り込む。
◆母国ドイツで開催されている
サッカーW杯を刺激にして、両軍最多の26得点16
リバウンドと活躍したマ軍のダーク・ノビツキー(27)
「シャックは1人では止められない。チーム全体で抑えられた結果だ。まだ2勝しただけで何も達成していない。相手も本拠地に戻れば、違うチームになる」